当社の品質管理部門は、
「食品」、「化粧品他」と「ISO推進室」に分かれており、
「お客様に安心してお使いいただける商品をお届けするために。」
を常に考え、商品の品質を管理しています。
品質管理部門では、ミキの理念である「健康」「自然」「安全」である商品をお届けするため、安全性、衛生面に於いて、法的基準をはるかに上回る厳しい品質基準に則り、検査を行います。
原料、中間製品、商品の各段階において、検体のそれぞれの特性を踏まえ、
・理化学検査 | 商品に含まれる様々な成分や物性を測定します。 |
・微生物検査 | 特に安全・安心には欠かせない検査で、衛生管理が行き届いているかどうかの最終チェックとも言える重要な検査です。 |
・官能検査 | 食べる、におう、目で見るといった、人の五感を使った検査のことを言います。非常に繊細な検査のため、定期的にトレーニングを行ない、テストに合格した検査員のみが官能検査を行なう決まりになっています。 |
等の品質検査を行ない、合格したものだけを次の工程に進めます。
また、プルーンをはじめとする天然の原料では、それが故のバラつきがありますので、商品での品質を一定に保つための厳しい基準と、ノウハウをもって検査しています。
作業室、生産設備等の衛生検査を行ない、生産部門の衛生管理を支援しています。
生産部門による徹底した設備洗浄の後、品質管理部門では拭き取り検査などを行ない、洗い残しがないことを確認します。また生産設備だけでなく作業室の衛生検査として、定期的に落下菌検査を実施しています。
このような衛生管理の厳しさが、お客様に「安心」をお届けできる証となっています。
当社では、以下の品質システムに関する規格認証を取得し、運用することで、品質の維持、向上に取り組んでいます。
◆ ISO9001:2015(日本能率協会)
♦ ISO22000:2018(日本能率協会)
◆ 健康補助食品GMP((公財)日本健康・栄養食品協会)
これらの結果の一つがJAXAによる「ミキプルーン」の宇宙日本食の認定です。
2018年4月3日、ミキプルーンは国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛び立ちました。
今後、更なる安全性の確保、食品の輸出促進のため、国際基準に従ったグローバル化に対応していきます。
「品質管理の徹底と向上」というのは、安全と安心をお届けするためには絶対的に必要なものであると考えています。
品質管理部門では、単に原料や製品が「規格値に入っているか否か」ということだけを検査・確認しているのではありません。日々の検査結果を検証し、問題の発生を未然に防ぐこと。また生産現場を巡回し、定められた条件で間違いのない生産活動が行なわれているかを確認し、第三者の立場として工程の確認も行なっています。
これからもミキ商品の土台を支えているという使命を忘れず、最高品質の「ものづくり」を目指して参ります。
~ISOとGMPについて~